ベトナムの次はネパール。 本当にそうでしょうか?
ベトナムの二の舞になるのか?
最近、企業様からよく聞かれます。 「ネパールもベトナムみたいに、日本へ来る若者が減っているんじゃないですか?」正直、この質問の背景はよく分かります。
ベトナムでは以前、日本で働くことは若者の憧れでした。 しかし今は違います。 円安の影響。韓国や台湾など、より稼げる国の存在。 そして母国の経済成長。結果として、日本を選ばない若者が増えました。 だから企業は不安になるんです。「ネパールも同じになるのでは?」と。
でも結論から言います。
ネパールは、まだ全く状況が違います。
ネパールの18歳は、海外を目指すのがステータス
日本人にはなかなか想像できません。 ネパールでは高校を卒業した18歳から20歳前後の若者の多くが、「海外に行くこと」を真剣に考えます。 むしろ、「海外へ行かない」という選択の方が少数派です。
なぜか。 それは現実に成功者がいるからです。 日本で働いた。 お金を貯めた。 ネパールに戻った。 家を建てた。 会社を作った。 商売を始めた。 こういう人が周りにたくさんいる。 だから若者は思うんです。 「次は自分だ」と。 これはSNSで見た夢ではありません。 実際に近所のおじさんや親戚のお兄さんが実現している現実です。だから日本への憧れは今でも非常に強いんです。
減っているのは「留学生」のみ
ここを勘違いしている企業様も多いです。 確かに日本へ行く学生は減っています。 学校によっては留学生の50%近く減少したと言うところもあります。
ところが、これは「日本へ行きたくなくなった」のではありません。 理由は全く違います。
特定技能の方が魅力的だから
若者は気づいています。「留学より特定技能の方がいいじゃないか」と。
留学は学費が必要。 日本語の勉強が必要。 出席管理がされる。 アルバイト時間の制限がある。 しかし特定技能なら、最初から働ける。 収入が安定し、たくさん稼げる。 勉強中心ではなく仕事中心。 当然、多くの若者はこちらを選びます。
つまり、留学生が減ったからといって、日本への人気が落ちたわけではありません。行き方が変わっただけです。
ネパール政府は、海外留学に対して厳しい
2026年3月より、ネパール政府も新政権のもとで動き始めました。 若者が海外へ流出し続けることによる国内の人材不足。 国力低下への懸念。 こうした問題を重く見ています。
その結果、容易に行けた留学事業の管理を厳格化。 海外就労手続きの制度整備。 送り出し機関の管理強化。さ まざまな規制が作られはじめています。
しかし・・・・制度が変わっても、若者が海外で稼ぎたいという思いは変わっていません。 現実として、日本へ行きたい若者は今も数多く存在しています。
別のブログにてネパール政府が示した9つのルールを紹介していますので、そちらも参考にしてください。
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