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日本語教育の現実と、企業が知るべき“本気の育成体制”

真剣に日本語を学ぶ学生かどうかは、宿題ノートを見れば一目で判断できるものである。

ネパールから日本を目指す学生の多くは、社会的背景から「第三層」に属する学生であり、ネット上に流布する美辞麗句とは異なる現実が存在する。 最上位層はアメリカや欧州を志望し、第二層はオーストラリアを目指す。 日本や韓国に向かうのは第三層であり、第四層はマレーシアや中東、第五層は国内就労という構造が長年の現場経験から見えている。

第三層の学生は、家庭の経済的理由から大学進学が難しく、学習習慣が十分に形成されていない場合が圧倒的に多い。 33年間ネパールと関わってきた経験から言えば、日本を目指す層は他国に比べて学習意欲が低く、継続的な勉強を習慣化できていない学生が多いという厳しい現実がある。

その中から本気で努力できる学生を見つけ、学習意欲を引き上げ、日本語を使いこなせる人材へ育てることこそ、ネパールにおける日本語教育の最も難しい部分である。

 

弊社では、2027年の育成就労制度改正を見据え、他校とは異なる教育方針を採用してきている。 日本での実習を円滑に進めるためには、他国の学生と同等以上の日本語力が不可欠である。 そのため、学校の規則の一つとなっている欠席は月3回で、退校という厳格なルールを設けており、学生の間では「最も厳しい学校」として知られている。 しかし、これは単なる厳しさではなく、日本で確実に活躍できる人材を育成するための必然である。

ネパールの一般的な宿題ノートを見て欲しい。 A4ノートの左右と上下に大きな余白を取り、行間を広く空け、一文字を大きく書いて「1ページを埋める」ことが目的化している。 これはネパールの教育現場では常識であり、宿題が“作業”として扱われている証である。

対して弊社では、覚えるまで書き続ける形式を徹底し、日本人教師が基準に満たない宿題を容赦なく突き返す。 学生は残ってやり直しを行い、内容を理解し、記憶し、使える日本語として定着させるまで繰り返す。 この積み重ねこそが、短期間で実践的な日本語力を身につける唯一の道である。

企業がネパール人材を検討する際、最も重要なのは「どの層の学生が、どのような教育を受けてきたか」である。ネパールの一般的な教育環境では、日本語学習が形骸化しているケースが多く、企業が期待するレベルに到達しないまま来日する学生が圧倒的に多い。 日本語学校で教鞭を振う先生たちは他国の学生と比較し、そのことを知っている。

弊社はその現実を熟知した上で、厳格な指導と徹底した学習管理により、日本で確実に戦力となる人材を育成している。 単なる教育機関ではなく、「日本で活躍できる人材をつくる」ことを使命としている。
ネパール人材の採用を検討する企業におかれては、ぜひ教育の質と指導体制に注目していただきたい。 どのような環境で、どれほど本気で日本語を学んできたか。 それこそが、来日後の実習成果を左右する最も重要な要素である。

弊社のネパール人学生をご興味ある方は、077-534-5469 または メール  まで

 

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