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本音で語るネパールの実情!(1) 企業様、読んでください。

日本にいるネパール人(留学生VISA等)の活躍を見て、実習生の新たな受け入れの国としてネパールを考えられる企業様が急増中。

しかし残念ながら、ネパールからの実習生を受け入れをしようとする場合、企業面接後から半年程度の日本語等の教育・育成では、企業様が求める日本語レベルには達していない学生が9割以上である。  というのは・・・勉強する習慣がもともと身に付いていないので、面接合格すると勉強を辞めて、入国まで何もせず過ごしてしまう者が圧倒的に多い現状がある。

約30年にわたりネパール人と接し、ネパール人を育成する立場の者として正直に言うと・・・

現時点、教育水準が日本の様に進んでいて、ある程度日本の常識を理解し、身に付いているベトナム人インドネシア人、ミャンマー人、カンボジア人の学生を実習生として受け入れた方が企業様にとって圧倒的にプラスである。 ネパール人を選ぶと、言葉や日本の常識以前に教えることがあまりにも多すぎる

 

とはいえ、色々な事情を抱え、ネパール人実習生に興味を持っていただいたことに感謝したい。

弊社ではベトナムやインドネシアの国々の学生の背中を必死に追いかけ、同等レベルになるために、1年以上にわたり育成を行い、日本語や日本の常識を理解できるようになった学生を送り出すことに心掛けている。

 

またネパール国内には800校以上とも言われる日本語学校が乱立。 留学生ビジネスを目的に設立された日本語学校ばかり。

私たちは実習生を育成するために設立した日本語学校10数校を運営し、他国の学生に見劣らない、実践に合わせた日本語力と常識を身につけることを目的に日々、厳しく育成を行っている

実習生として日本への夢を持つ純粋なネパールの学生達であるが、途中で挫折して学校に来なくなる者、また巷のうわさを信じて他校や他のビザ取得に変更して、どこかに行ってしまう学生が他国より多いように感じる。  こうしたこともネパール特有の事情では無いかと思う。

 

当校では最終的に30%強の学生が残って勉強を続け、企業面接に挑んでいるのが実情である。

つまり、約7割の学生は日本に行ければ・・・という、【安易な考えで日本を夢見ている】者であると私たちは考えている。 長期間の勉強を通じて学生の本質を見抜くことで、失踪に繋がる学生の選別もできると考える。

 

企業様へ・・・

日本で活躍する実習生には本当に立派な者もいるし、見劣りする者もいるなか 企業様はどのような視点でどのような実習生を求めるか・・・ ? 本音で伺いたい。

ネパール人に対する高評価の噂だけで選ぶのではなく、しっかりと現地面接と実技試験を経て実習候補生を選んでいただくことを強く願いたい。

面接後は・・・入国までのプロセスを企業様の厳しい視点で、しっかりと直接確認していただきたい。 そうすることで実習生にとって3年間がとても有意義なものになると確信している。

➡ こちらも併せて参考に! ❖失敗しない実習生の見極め方❖

 

なお、最近特定技能VISAで入国している学生(介護・農業)が増え、日本国内でネパール人の活躍が更に見られるようになってきた。 非常に嬉しいことである。

しかし・・・インターネット上では日本で活躍する特定技能の学生をターゲットとした、転職を斡旋する情報も目立つようになってきた。 彼らは転職を斡旋する際に入る手数料だけを目的にしている。 法律に準じた広告(情報)ではなく、誇大な広告でネパール人特定技能者に訴求を行っている。

残念なことであるが、このような状況の中でしっかりとした学生を探さなければならない企業様が多い。

※ 常に企業目線、そして学生目線の両方で学生を探されると良い結果がでると思う。

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