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汗だらだらの中、企業配属の通訳業務

酷暑が続いている中、愛知県の企業に配属することになった実習生に対して通訳業務をしてきた。

ネパール、そして日本で長期にわたり日本語を学んできた2名の学生たち。 話すことはある程度理解できるがまだ話すことが苦手とのこと。 研修センターに居る時は意外と他国の実習生と日本語で話をしていたが、企業に配属になるということもあり、非常に緊張していたようだ。

転入届を行うため、市役所へ。 在留カード等と一緒にフォームを提出し、手続きが終わるのを待つ。 自治体でもらえるゴミカレンダー見せながら説明を行う。 ネパールの役所と比べたのだろう・・・ 個ここで働く役人は、みんな黙って仕事をしている! と、つぶやく。  彼の故郷ネパールとは大きく違った風景に見えたと思う。

ネパールに居る時にも習った日本の常識。人が来たらすぐにお茶を出す習慣、企業様の好意で頂いたお昼にて、いち早くお茶を入れてくれた。

食べなれた鶏肉が食べたいということで、普段食べない調理の仕方の鶏肉料理を勇気を出して注文。 研修施設で練習してきた箸を上手に使い、鶏肉とご飯をペロリ。  13時からの企業訪問に合わせて移動。 面接以来、顔を合わせていなかった企業様と会い、いろいろと話が弾む。 これから3年間お世話になる部屋へ荷物を持ち込み、大きなカバンから荷物を出し、片付けていく。

食事の買い出しに。 初めての土地での食事の買い出しは、居住地からスーパーまでの道順を含め、いろいろと通訳が必要である。 私自身も初めての土地柄だと事前学習が非常に重要になる。 今回もいくつかのスーパーを教え、自分たちで買い物ができるように指導を行った。 スーパーによって買いものルールが異なるため、細かいことであるが、彼らが戸惑わないために、ネパール語で教えていく。

無事、企業配属の通訳終わり、時計を見れば16:00を過ぎていた。 これから別の3つ企業の定期訪問の通訳がある。 実習生と企業様が同じテーブルについて、いろいろと話を伺う。

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