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語学力特に試される面接試験

2週間前訪れた企業様より、ネパール人実習生の追加募集の依頼があり横浜へ。 今回の面接も普段から日本語を勉強している学生ばかり。 そしてこの職種に興味があって強い意志がある学生に集まってもらった。

ある学生は自宅から2日間ヒマラヤの中を歩き、バスに乗って丸1日、計3日かけてやってきている者もいた。 現在ロックダウンがネパール全土で行われているため、ほとんどの学生がヒマラヤの山間部などに帰郷している。

ネパールの地図を広げ、実習生の故郷情報を伝える

❖ 会話力が試される面接 ❖

企業にとって学生がある程度の日本語が話せないと、専門知識の技術が教えられないという考えがある。 またスタッフとのコミニュケーションや事故を防ぐ時にとっさに出る日本語が理解できることが求められる。  そのため、日本で長期間にわたり実習を積みたいという学生の強い意志だけではダメである。  企業独自の質問に対して、自分なりの意見を伝えられる会話力が面接では求められる。

今回面接を受けるネパール人実習生にとって初めてのチャンスであるが、企業にとってはどの国の学生が優秀なのか? 学生を見極める大事な面接。 実習生の先輩国である中国やベトナム、インドネシア、ミャンマーよりも優秀な語学力が無いと、面接に合格ならないという厳しい現実がある。

モニター画面の向こうで必死に企業の質問に答える学生たち

2時間以上にわたる面接が終わり、前回同様、モニター前に学生全員に集まってもらい、企業の方から合格者の発表が行われた。 日本に来るまでの心構えなど、温かい合格の声がかけられた。 同時に、面接で選ばれなかった学生に対しては なぜ不合格になったのか? 次に繋がるポイントが話され、ネパール語に翻訳して学生に伝えた。

実習生担当者の真剣な鋭い質問に対して、終始説明に追われた

企業に選ばれるためには何が必要なのか? 今後の彼らの努力を見てみたい。

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