4期生の企業面接を実施 (農業分野)
葉物野菜を行っている企業様のところに出かけ、4期生の面接を行ってきた。 先日降った雪が未だ残り、これから本格的な冬が始まる中、ネパール人男性の面接が2時間にわたって行われた。

すでに日本語検定5級を所持し、N4級を目指す授業を受けながら、会話クラスも受講する学生ばかり。 基本的な会話では通訳を入れずコミニュケーションが取れる。
事前に準備された履歴書を見ながら、職歴や志望動機などを社長から学生に対して確認を取っていく。
面接を行って3日間じっくりと検討した結果、3名の学生が決まった。 学生は3カ月間しっかりと日本語を学び、出国までにN4級の試験に合格しなければならない。 また日本語での会話が上達するために、会話の授業を受け続ける。 日本語力だけでなく、日本での生活や実習においての常識をしっかりと身につけるため、認定している先生から指導を受け、試験に合格しなければならない。 それが私たちの最低限の教育ルールである。

しかし・・・ネパール全体の状況は
残念であるが、ネパールのほとんどの送り出し機関では企業面接に合格した後、認定書が出るまでほとんど日本語教育を行わず、出国させている実情が多々見られる。 また学生も日本に行ってから徐々に日本語を学べがよいと言う安易な考えを持って入国をしている現状である。
学生を日本に送ってしまえば責任はすべて日本側で対応すると言う文化が強く根付いている実情が他のVISAでも見られるのが今のネパールである。
このような実情を知ったうえで、しっかりと日本語教育できる送り出し機関、日本語をしっかりと勉強してくる学生を見つけていただきたい。