ネパール人実習生 高品質な野菜作りに挑戦!
先進農家で実習を行うネパール人実習生
社長さんから直接指導を受けながら、『高品質な野菜づくり』を習っていました。
ネパールの農業では『沢山の量を採ること』が重視されています。 収穫時期に沢山採れた野菜を市場で販売するため、需要と供給のバランスが崩れ、安価で販売しなければならない実情。 彼らは高品質で付加価値の高い農業を習うことで、農家でもしっかりと利益を得られる商品づくりが可能になります。
実習が終わる2年後ネパールに帰った際に、彼らの家では所得が今まで以上に増え、彼らの生活が豊かになることが出来ます。 また効率の良い農業により、農作業に割いた時間を軽減し、子供の就労を無くし、子供たちが学校へ行ける環境づくりに役立つことが可能なります。
日本の農業を習うことで、いろんな可能性が生まれることが、彼らは実感していると思います。 ここで実習する学生の目は本当に輝いています。
キュウリの実が真っすぐに大きく育つために、実ができる茎が大事。一つ一つの手間が後で大きな結果に。
どうしたら付加価値のある作物が作れるのか? 技術だけでなく、作物づくりへの考えを習っていました。 消費者が安心して購入できる野菜作り。 ネパールには無い考えです。 彼らが実習で身に付ける農業は非常に有意義なものばかりです。
腰を下ろしての作業は特に大変だが、常に同じ姿勢にならないよう、工夫して作業を行う
安全の意味である手袋の着用、同時に野菜を傷つけない意味もある。 ネパールと違う農業スタイルは日々、勉強の連続
テレビや新聞等で報道される実習生に関わる話は非常に否定的なものが多いです。 しかしここで実習を学んでいる彼らはともてハツラツと頑張っていて、充実している姿しか見えません。