富士山に魅了されながら結果を出す実習生！
先輩ベトナム人実習生に競り勝ったネパール人実習生！
初冠雪の便りが届いてから間もない11月初旬、富士山の端麗な姿がいつも見られる場所で、食品の仕事に携わるネパール人実習生。定期訪問と新たな実習生採用に関する企業面接の通訳を兼ねて訪れた。
2019年初頭に来日し、日々日本人スタッフと共に、食品の実習を行ってきた3人のネパール人女性はネパールではほとんど見られないシフト制の勤務体系の中で、食品に関することを多方面から学んでいる。
年初よりコロナ禍ということもあり、一段と厳しくなった食品衛生に対して注意を払い、実習先だけでなく普段の生活の中でも感染しないよう、日本人同様な窮屈な生活となったしまった。
彼女らが実習を行う企業にはいろいろな国の実習生が多岐にわたり活躍している。 特にネパール人よりも1年先輩にあたるベトナム人実習生は、非常に優秀であったため、常に彼らの背中を見ながら、そして彼らの技術に追い付こうと一生懸命頑張ってきた。 その結果、企業様は2021年の実習生をネパールから採用することに決めた。
私の訪問に笑顔をこぼすネパール人実習生。 彼女らを前にして、日々の活躍が今回のネパール人採用の面接に至った経緯を説明した。 彼女らからは『いつも通りの事をしているだけ』という、言葉が返ってきた。
すっかりとネパールの気質から日本の気質に染まっていた。
採用面接後、定期訪問として彼女らのアパートへ移動。 実習を安全、安心して行うために生活環境のチェックと指導を組合の方と行った。
ネパールと日本の異なる文化の違いによるトラブルを最小限に抑え、彼女らがより住みやすい環境を保てるよう、生活する上で必要な情報が詰まった虎の巻を渡し、みんなで読んでもらった。
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