毎月行われる語学力チェック！

毎月、ネパールの日本語学校と繋ぎ、日本語力のチェックを行っている。　当初はこのようなシステムは無かった。　しかし、ネパールの国民性、日本語の教育方法が他国と大きく異なるため、このシステムを導入し、しっかりと日本語のできる学生を育成している。

今回行われた日本語チェックは私が直接行う3次チェックである。　①日本語学校の先生のチェック　②日本の常識を指導する先生のチェック　③私のチェック

本日の結果は、42人中、合格者は11名のみ。

日本に行って働きたい学生ばかりの中、しっかりと企業で3年間実習を行える学生を見つけることが私の重要職務である。　そのため、日本語力はもちろんの事、日々ネパールから送られているレポートも見ながらじっくりと面接を通じて、学生ひとりずつチェックを行う。

私の日本語チェックに対して、きれいに返答する学生もいるが、日々の勉強との兼ね合いも考慮すると、不合格の学生もいる。

何度も私の面接に落ちる学生もいる。　どのような点で不合格になったのか？　分からずひたすら受け続ける学生はいつまでたっても落ち続ける。　どうして面接に落ちるのか？　問題点を考え、自分で解決ができる者が日本に行って、自分の夢を掴めば良いと思っている。　企業もそのような学生を求めているので、それに合わせて行っているだけである。

学生の立場から見れば、非常に厳しい私の面接であるが、日本に来てみれば他国の学生の方がもっと素晴らしいことを肌で実感するだろう。　ネパール人を育成する立場であるが、正直のところベトナムやインドネシアの学生の方が日本語力は圧倒的に高い。　もちろん常識を理解するレベルも高いのである。

他国の学生に追いつけるよう、頑張り続けなければならない。