建設関係で活躍する実習生候補生 決定！
紺碧な空のなか、神々しくヒマラヤが遠望できるカトマンズで、関東一円で活動する建設関係の企業様の面接試験および実技試験が行われ、ネパール人実習候補生が決まった。 コロナ禍で、予定していた面接試験日が何度も延期されたが、現地人材会社の事前の準備によって、先日の食品関係の面接に続いて、無事開催することができた。
今回企業面接を受けた学生も既に、日本語検定4級を持ち、当校の会話クラスを合格した学生、また現在も会話クラスを受けている学生である。 日本語で行われる企業面接を受けられるレベルに達した80名強の候補生の中から2次面接を合格した学生たちである。
撮影指示を行い、実習生の細かい手さばきなど、見たい映像を見ながら学生の技術レベルを丁寧に確認していく。
通常、面接や実技試験は企業様がネパールに訪れた際に行われるのであるが・・・ コロナ禍のため学生をあらゆる視点からチェックするためにいくつものカメラを使い、日本と繋いで面接と実技試験となった。
事前に渡した履歴書と面接者リストを見ながら、ひとりずつ行われる。 企業様にとっては他国の実習生を受け入れた経験から、学生に対していろんな質問を行い、学生の本質を見極めていく。 『厳しい視点で学生を採点することが、実習生と上手に付き合える秘訣』と言う。
面接会場から技術試験会場へ移動
既に、準備された資材をもとに、企業様からの指示に合わせて実技試験を行う。 日本とネパールを繋ぎ、各学生ひとり一人にビデオカメラマンをつけ、学生の動きを細部まで撮影。 企業様から与えられた3つの課題の指示に対して、学生たちはその通りに実行する試験だった。
約1時間にわたる【安全・スピード・的確さ・かたづけ等】を見極める実技試験を終え、実習候補生が決まった。