コロナ禍でも活躍続ける実習生の所へ訪問
全国的にコロナが拡大し、実習生が活躍する地域でもコロナの心配が常に付きまとう。 こんな時でも感染予防を行いながら実習を行うネパール人実習生は頼もしい。
今回も定期訪問として、関東で頑張る彼らの所属企業4社を訪問した。
多国籍の実習生が活躍する農家で、ベトナムやインドネシアの学生に対して、彼が日本の農業を指導している。 来日時はいろいろと覚えることばかりで大変だった彼も、今では立派なリーダー。 新たに入ってきた実習生に対して、農業の指導だけでなく生活指導も行っているという。
来日して3年目。 先輩ベトナム人実習生に教えてもらった技術を、今度はインドネシアの実習生に教える存在に。 機械の扱いも慣れているが、安全に対して常に慎重に作業を行う。
普段は寡黙であるが、アニメを見ながら覚えた日本語を駆使し、いろんな方と気さくに会話するのがとても印象的だった。
コロナ感染が広がり始めた2020年3月、ネパールから3名の実習生がやってきた。 常にコロナ感染に気をつけながら実習をしてきたため、なかなか外出ができず、とても可哀そうであったが、ユーチューブなどを使って時間を過ごしているという。
日々の彼らの頑張りは社長もしっかりと分かってくれ、次期の実習生もネパール人に決まった。
【最後に・・・】
日本以上にコロナ感染が広まるネパールでは日本での就労を目指すネパール人学生が非常に多い。 とはいっても、企業に求められるレベルの学生でなければならない。 しっかりとした強い意志を持った学生だけを選び、教育をしていくことが大切だと思っている。 一日も早く、他国の実習生に見劣らない人材育成ができるよう、頑張っていきたいと思っている。