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激震。送り出し機関に調査!

本日、ネパールより帰国した。 たった4日間だったが非常に長く感じたネパール滞在だった。 今回、ネパールに訪れている際、ネパール送り出し機関を統括するネパール雇用省が本腰になって、大規模な調査が行われていることが分かった。

ネパールから日本に向けて実習生を送る際、日本のイミグレーションから発行された認定書(COE)をもとに、VISAが発行される。 同時に、他国ではありえないのだがJICAが行う日本語試験が実施される。 その試験に合格した証明書をもとに、ネパール雇用省は学生に出国許可を出すのだが・・・ 複数の送り出し機関が、不正を行っていることが判明し、大問題となっている。

人づての話であるが・・・JICA試験にて日本語力不足で不合格になった学生に対して、偽の合格証を送り出し機関が作成し、雇用省に申請していたという。 過去の記録も調査対象になっており、今後どのような形で日本語試験が行われるのか? 今回の不正に対して、どのような改善策が取られるのか? まったく予想がつかない。

ネパールの送り出し機関は、日本の組合からの入国要請に合わせて、学生を準備していく。 送り出し機関が主となって学生の育成が確実に行わなければならないのだが、実際は育成が行われず、不正を行って日本に学生を送り出していることがとても残念である。 実習生として来日してきた学生の中で日本語が出来ない者は、もしかしたらこのような形でネパールから来たものかもしれない。

もし、御社がネパールの学生を実習生として日本へ招へいする場合、学生の質と同時に、送り出し機関の質にも十分注意していただきたい。  送り出し機関の選定には細心の注意が必要である。

 

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