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ネパール雇用省HPに記載される条件をチェック!

最近、多くのネパール実習生に関するリクルート情報がネパールの雇用省のHPにて見受けられるようになった。 コロナ前までは、他国に比べ圧倒的に少なく年間400名前後のネパール人実習生だったが、ネパール人留学生同様、大幅に増えてきた感じがする。

ネパールでは特定技能ビザに関する情報がインターネットや日本語学校の間で溢れ、日本を目指す学生が増えている。 こうした環境により、ネパール人実習生ビザに関する情報も増えて以前に比べ容易に得られるようになった。 今後、ネパール人実習生が注目される予感が!

さて、ネパール人実習生が日本に行くことが増えるということは大変喜ばしいことである。 企業から言えば、他国の実習生と同様に企業視点でネパール人実習生を見られる機会が増えることである。

 

企業様・組合様からネパールの送り出し機関に伝えられるリクルート情報は必ず、ネパール雇用省のHPにて掲載される。 つまり誰でも閲覧できる状態を確保し、正式なオファーであることを知ってもらうためである。 企業様の雇用条件の主要な項目等も掲載されるのであるが・・・ その中で注意したい項目がある。 それは日本入国時の日本語力である。

ネパール雇用省のHPには英語での会話能力で日本へ行くことができることを謳っている。

企業様の意向を組合様がネパールの送り出しに機関に対して、詳細な条件などを伝えているはずであるが・・・例えば・・【入国時の条件 】特に日本語力の高さなど。  企業様の過去の経験から実習生に対して入国時に求めている日本語力が無いと、実習を安全に、確実に行うことができない! またスタッフ間での意思の疎通ができず、トラブルにもなりかねない! という経験からこのような条件をネパール側に伝えているはずであるが・・・

しかし実際には・・・ ネパール雇用省のHPに記載されている条件には、【英語ができれば良い! 】とか【N5級レベル程度】などの記載ばかりが目立つ。

ネパールの学生はこの条件を見て企業面接に挑むため、入国後のトラブルを防ぐためにも、企業様・組合様自身で、雇用省のHPに掲載された内容をチェックすることが必須である。

企業面接時に、多少の日本語力が不足していても、実習生ビザ手続き中に企業様が求めた日本語力レベルに達すれば問題ないが・・・ まずネパール29年間にわたる私の経験上絶対にあり得ない。 学生が入国してから大変なことにならないよう、雇用省のHPに掲載された企業様の情報を必ずチェックされることをお勧めする。

企業様・組合様にとってはちょっとした手間であるが、学生の入国後に想定されるトラブル回避の事を考えれば、絶対に怠ってはいけないチェックではないだろうか?

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