
これがネパールの日本語学校の出席実情
【ネパールの日本語学校の出席状況】
毎朝9時15分から(ネパール時間6時)、スタッフと交代しながら日本からネパールの日本語学校にビデオコールをかけ、学生ひとり一人の顔を見ながら出席確認を行っている。 下記の表はカトマンズ盆地で学ぶことが難しい地方の学校の出席実情である。 恥ずかしいがネパールの日本語学校の生徒の実状は下記の表とほぼ同じであると考えて支障が無いと思われる。
現在(2025年7/29)、【みんなの日本語】というテキストを使って、31課の授業を受けているクラスの出席状況である。 確認時、授業に来ているならば【OK】。欠席の場合は【赤色】で塗りつぶす。 事前に学校を休む連絡を入れた学生には、白文字で理由を記入するが・・・・ まったく連絡が無い。 連絡をしないのがネパールの常識である。 報・連・相をネパールの学生に身につけるのは大変である。
下記の表はカトマンズの学校である。 授業を受けることができない学生は事前に連絡を入れるが、いろんな理由を述べ、授業を休むのが当たり前である。
土曜を除いて学校の出席確認を日本から取っているが・・・ どこの学校も似たり寄ったりの出席状況である。 特に地方の学校ほど、学生が授業を休む傾向が高く、休む理由を学校側に伝えないように感じる。 コロナ前は各学校の先生にお願いをして出席確認を行っていた。 毎日ネパールの学校から送られてくる出席表には全員が学校に来ていると記載されていた。 しかし、来日する学生の一部に、日本語力が殆ど無い学生が見受けられた。
【当校の対策】
- 月に3回以上学校を休む場合 ➡ 自動退校
- 遅刻、早退、欠席時の事前連絡の徹底
- 企業面接を受けれるために、3度の会話力チェックと過去の授業出席状況で判断
学生をゼロから育成するために、数か月かけて学生の本質を見極めながら授業。 日本での就労等が難しい、トラブルになるような学生を見つけるために日々の出席確認を重視。 また、新たに出るトラブル等については、直ぐに改善策をチーム全体で考え、改善、改善を行っている。
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