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結果を出し続ける建設業実習生

7千~8千mの神々しい峰々が連なるヒマラヤの国ネパール。 ヒマラヤの麓で暮らしてきた学生が実習生として日本に来たのは2年前の事。 ヒマラヤとは大きく違う日本の生活様式に戸惑いながら、また日本人スタッフの中に入り、様々な建設の技術を学びながら結果を出してきた3人の学生たち。

企業様曰く『とにかくまじめ』『一生懸命頑張る』と声を頂く。 彼らにその旨を通訳して伝えるが、私たちが期待するような嬉しい感情は出さない。 むしろ、社長に感謝している旨の返事が返ってくる。

彼らが生活をしてきたヒマラヤは日本人が知っている知識を超える壮絶な環境である。 水道やガスがあるわけではない。 水汲み一つでもポリタンクを担ぎ、少なくても10分ほど離れた場所へ取りに行くという。 食事や団を取る燃料となる薪を取りに、片道2日間かかるという。 こんな生活が日常だった彼らが、今は、便利なものに囲まれた日本の生活を体験できることに感謝していると、彼らは口を揃えて言う。 そして、しっかり実習で得た報酬により、ヒマラヤで暮らす家族が少しずつ生活環境が豊かになっていく。

通訳を通じ、彼らの生の声を聴きながら望郷の家族を思う姿を感じた。

来日して3年後、彼らは新たな岐路を選ぶことになる。 現法律にては①帰国、②更なる実習生ビザを申請して2年延長 ③特定技能ビザを申請

彼らはどの道を選ぶかわからないが、日本の法律を分かりやすく説明し、彼らの質問を一つ一つ答えていきながら、彼らが考える道を歩んで行って欲しい。

≪最後に≫

彼らが日本企業の面接を受ける際において、日本語力(書き・読む・会話)だけでなく、技術力と企業で働く(実習)上で必要な日本の常識を専門指導教師より徹底的に学んできた。

当校では様々な機関が得たいろんな失敗談をネパール人実習生の教育指導に活かしている。 文化が違うことで起きる様々な相違が大幅に解消され、信頼を得ることに繋がり、企業の仲間(家族のような関係)で、いろんな面で温かく見守っていただいている。彼らはその気持ちにこたえる如く、日々結果を出し続けている。

当校の学生と面談したい企業様 お気軽にご連絡ください

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