企業面接を実施
ネパール人実習生の企業面接に通訳として同行してきた。
日々、先生から厳しく宿題を課せられ、必死に日本語の勉強をしている学生たち。 面接は日頃の成果を発表する場でもあり、真剣に挑む。
オンラインで繋がったネパールの通信事情も良く、スムーズな面接になった。
企業様からの質問は時として、想定外の質問が出る! 何度も企業面接に立ち会っているが分からない。 その質問に対して答えられる学生が選ばれる傾向である。
日本語を教える立場として、面接に合格するための日本語を教えるのでは無く、日本で実習を行う上、また私生活でも支障が無いようになる日本語を教えることを目標にしている。 だからそれが面接に生きる。
今回は3つの学校から選抜されてきた学生たちが競い合った。 各学校の教育レベルの比較もできた。 明日の会議で今回の面接状況を議論し、改善を行いさらに向上を目指す。
ネパールでは大きく分け、インド系の学生とチベット系(ヒマラヤ沿い)の学生に分かれる。 日本で頑張っていく上で、厳しい環境で育った学生は優位であり、当校から日本に行った学生は皆結果を残している。
企業様の前に、ネパール全土の地図を広げ、学生の出身地域を示し、会話力では判断できない気づきにくい重要なネパール人の気質を説いた。