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避けては通れない、今でも強く残る身分差別(カースト制度)

ネパールはインド同様に身分差別が未だに強く残っている!

ネパールの法律上、身分差別は禁止されている。 しかし彼らの日常生活の中では身分差別がいろいろな場所で見られるのも事実。 彼らの宗教(ヒンズー教)の文化にあるカースト制度の考えが未だに色濃く残っているからだ。 ちなみに、ネパールには公称で36民族(インド系~チベット系)、約3000万人が北海道2つ分の大きさの中で、カースト制度に支配された中で互いの生活が営まれている。

実習生を選ぶ上でも、またネパールの送り出し機関を選ぶ上でも、彼らの民族を気にして選ぶことはとても重要である。 なぜならば日本人の価値観と判断基準が時として、カースト制度の基準に従って行われてしまうことがあるからである。  可能な限り差別が無い世界になることが望ましいが、彼らには彼らの文化があるので、否定はできない。 それを私たちは理解して接しなければならないと思う。

こうした理由により、異なる民族が同居していることで、差別が起きてしまうのは必然なことである。 そのため、そうならないよう、可能な限り私たちが彼らの文化を理解し、実習生を受け入れていただくことを願うばかりである。

ネパールと関わり約30年の経験から日本人が気づきにくいポイントを記載中。 ネパール人と上手に付き合っていく上で必要不可欠な情報発信中! 

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