企業が理解すべきネパール特有の健康リスク
ネパールでは、就労目的で国外へ渡航する際に、母国で健康診断を受けることが法律で義務付けられている。 以前はネパールの法律に従い、出国直前に実施していた。 しかしある時、渡航直前に重大な疾患が発覚し、入国や就労に深刻な影響を及ぼす事例が発生してしまった。
実際に、出国直前の健康診断で不適格者が判明し、企業側に多大な迷惑をかけたケースが何度か存在する。 この経験を踏まえ、弊社では企業面接に合格した時点で即時に健康診断を行う体制へと切り替えた。
その結果、他国の候補者と比較して、ネパール人材には以下のような疾患が一定数見られる傾向が明らかになった。
• 肝炎
• 結核
• 糖尿病
• 日本では稀な熱帯性疾患
これらは、彼らが小さいときに受けるべき予防接種を受けずに暮らしてきたこと、衛生環境が日本と大きく異なることが背景にあると考えられる。 過去には、熱帯性疾患を保有したまま入国し、日本で発症し隔離病棟で3か月完治するまで入院した学生もいた。
完全実施している対策と育成方針
こうしたリスクを未然に防ぐため、弊社では以下の方針を徹底している。
• 企業面接合格後すぐに健康診断を実施し、早期に問題を把握する体制を構築
• 健康上の問題が見つかった場合、速やかに企業に報告し、候補者の入れ替え等行い等、迷惑をかけない状態まで責任を持ってフォロー
• 入校時点で、基礎疾患リスクを考えた確認作業の徹底、健康に働ける人材への確保と選抜を実施
ネパール特有の健康リスクを深く理解した上で、企業が安心して受け入れられる人材を育成することを最優先に取り組んでいる。 他国とは異なる課題が存在するからこそ、より厳格で丁寧な管理が必要であると考えている。
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