防水施工の試験通訳対応を行った!
防水施工の会社で実習を積むネパール人実習生が来日し、6か月目にして基礎級の実技試験に挑んだ。 試験会場にはベトナム人、インドネシア人、ミャンマー人そして2人のネパール人、計15名が試験に挑む。
他国の実習生の通訳や組合の方に話を聞くと、ネパール人実習生より2か月長く日本に居ることが分かった。
ネパール人実習生は日々の実習の中で、企業からいろいろな技術を学び、言葉も飛躍的に伸びているのが実感できる。 そのため、基礎級試験の実技試験では他国の学生を抑えて1番に試験を終えた。
試験が終わり、監督官が厳しく採点を行っていく。 受験者全員が会場に呼ばれ、評価のポイントを分かり易く伝える。 個別にアドバイスももらいながら、ネパール人の出来栄えを聞くと・・・非常に良い仕上がりだとの事だった。
後日、彼らの結果は合格となり、実技、筆記試験共に優秀な成績で合格したとのこと。 彼らはネパールに居る時から一生懸命、日本語を勉強する学生だったたので今後の実習も非常に楽しみである。
(あとがき)
最近ネパール人実習生が他国より良いという評判を良く聞くのだが・・・・・ どうしてネパール人が他国より評価されるのか? 不思議である。 ネパール人が良いのではなく、個々の学生が良いのであって、全体的に見ればまだまだベトナムやインドネシア、ミャンマーの国々の学生の足元にも及ばない。 一日でも他国の実習生に追いつけるよう、しっかりと育成をしていきたい。