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学生の質は9割以上 送り出し機関で決まる!

他国の実習生と比較し、ネパール人実習生が良いと思われる企業様が増え、弊社でも非常に問い合わせが多くなってきたと実感する。

問い合わせをしてきてくれる担当者の方に話を伺うと・・・ 失踪が無い。 実習生同士での喧嘩が少ない。 ベトナムよりトラブルが少ない・・・ という噂等を耳にすることがあり、新たな実習生候補の国として声があがっている。

ネパールの実習生をこれから検討する企業様の意見は上記内容にほぼ集約されるのではないだろうか。 では、ネパール人実習生を普段から対応する弊社の立場で言うと・・・

失踪は無い(少ない)。 喧嘩は他国に比べ非常に少ない。 些細なトラブルは有るがすぐに理解し、トラブルが収まる。 どれも正しいと思う。 しかし、送り出し機関によって学生の質が大きく異なる。

他国に比べればあてはまる。 しかし、2023年10月にはこんなトラブル ➡ 詳細がネパールで起きていたことをご存じだろうか? ❖ 送り出しが中心になって不正を行い、勉強をさせずに実習生を日本に送り出していた。 

 

小社の場合は・・・

日本語を勉強するだけでなく、実習生がネパールから出国する前まで、日本の常識クラスを徹底的に行っている。 日本独特な慣習などについても、学生たちにしっかりと教えることの大切さを、送り出し機関が中心になって日本が求める学生のレベルを理解し、組合様から頂いた過去のトラブル集をもとに作られたテキストを使い、彼らが理解し、結果が出るまで担当教師が教え続ける

 

もちろん、教えるだけではない。 教えた内容をしっかりと学生が理解できているか、何度もチェック(試験等)を行って、合否を判定する。 不合格になった時点で、再履修が決まる。

 

当初、この常識クラスは無かった。日本語を中心に学んで、実習生は日本を目指したが文化の大きな違い、生活レベルの違い、他国の実習生との比較等で、日々トラブルの連続で組合の方に迷惑をかけた。何度も足を運び、謝罪の日々だったのをよく覚えている。   だからこの日本の常識クラス取り入れることをしなければならなかった。  おかげで日々のトラブルが大幅に改善でき、毎月何社からも実習生の募集の話を頂けるようになった。

組合の方に誘われ、先日【2023年9月11日から1週間】ベトナムの教育機関へ視察に行ってきた。 彼らの教育指導を目の当たりにして、ネパールの教育はまだまだ、彼らの足元に及ばないこと痛感した。 ネパールよりはるか先を行くベトナムの教育を学び、それを活かすところに育成の重点を置き、追いつかなければならないと感じている。

何度もブログ等で記載してきているが、ネパール人材よりもベトナム人実習生の方が、企業様にとって、本当に良いと思う。 実際に様々な国の学生を雇い入れた企業様が最終的に中国人か、ベトナム人を選ぶ。 理由を聞いたら、企業は利益を得てなんぼである。 その結果を得ることができるのは彼らしかできないという。 自分で考えて、日本人に負けない結果を出すことができるというのが雇い入れ企業様の声だ。 

 

あなたの会社でネパール人実習生を求めるならば、 しっかりと教育の重要性を理解し、育成の中で計画通りに実行し、常に改善を繰り返す送り出し機関を探して欲しい。そこで学ぶ学生は御社が求めている学生に一番近いのではないかと思う。 学生の質は9割9分送り出し機関の考えによって決まると言っても過言ではない。  学生にとっても、企業にとっても日本に来てからとても重要なことなので、妥協はダメである。

ネパールと30年にわたり関わってきた経験から、ネパール人材を選ぶ際に気づきにくいポイントを記載中。

 

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